マイク持ち
中学生のとき、生徒会の役員を無理矢理させられていた。そのせいで、担任の先生からある仕事を頼まれた。
「あしたの全校集会で校則についての劇をするんだけど、キミに協力してほしいことがあるんだ。」
はて?なんだろう。
「もう劇の練習も終わって明日の本番を待っている状態なんだけど、練習をみているとセリフが体育館の後ろまで聞こえてこないんだ。だから明日は役の子たちにマイクを使ってもらうことにしたんだ。」
マイク?
「先生がクロコのお面作ってくるからキミそのお面かぶってマイク持ちやってくれないかな?」
え!?
そう、僕にあたえられた仕事はマイク持ちという地味な仕事だった。