友人の一輪車

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ある日、いつも一緒に練習していた僕の友人H君とS君の2人が学校のより少し大きくてかっこいい一輪車を見せてくれた。

なんと彼ら2人は自分の家に一輪車があったのだ。マイ一輪車だ。彼らもそれまで自分の家に一輪車があることを知らず、倉庫を探していたら置いてあったとか言っていた。

これでわざわざ学校へ行かずとも、いつでもどこでも練習ができる。僕はというと、自分の家には一輪車というものは置いてなかったので彼らと遊ぶときにちょっと乗せてもらったりする程度で、相変わらず真っ直ぐに進むことしかできないままであった。

だから学校で練習することもなくなって、僕もそのうち飽きてきたので自分も一輪車を買ってほしいなどと親にねだることはなかった。

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